DONQ

  1. トップページ
  2. パンに恋して
  3. ワインパーティーのABC

パンに恋して

2006年秋号

ワインパーティーのABC

和やかな雰囲気の中で、いつもより一歩進んだお付き合いができるのがホームパーティーの良さ。
美味しいものを集めて、秋のワインパーティーをしませんか?
今回はパーティー初心者のためのマナーやコツをご紹介します。

※掲載のパンや菓子類の取り扱いは店舗によって異なります。
パン・ド・ママンといろいろ野菜のクリームスープ
ワインは何を用意すればいい?
高価な1本よりも、品数豊富に選べるほうが様々なゲストを迎えるにはベター。
予算と人数にもよりますが、スパークリングワイン、テイストのちがう白ワイン、赤ワインが各2種あれば万全。お酒に強くない人のためにソフトドリンクも忘れずに。

パンのセレクトに自信あり!
スパークリングワインのお供には、砂糖・油脂・卵などを使ったリッチなパンを、メインの料理やワインと合わせるなら、原料がシンプルなパンがおすすめです。
ライ麦入りのパンはチーズ、ハムと好相性。

テーブルセッティングの極意
必要なものは最初にすべて揃えておきましょう。
カトラリーやグラスは人数分より少し多めに用意し、ナプキン、コルク抜きなどもまとめてテーブルに出しておく。
ドリンク類はリストにして壁に貼っておけば、いちいち説明しなくてもすみます。パンはそのままボードの上に置いて、ナイフを用意しておくのもいいでしょう。

手土産に持っていくなら
手土産は、忙しいホストに手間をかけさせないことが大切。常温保存ができて、デザートにぴったりのかわいいお菓子はいかがでしょう。


さあ、乾杯しましょう 〜意外と知られていない基本の作法〜
正しい乾杯のしかた
グラスをカチンと合わせるのは本当はNG。
「乾杯」と目の高さまでグラスを上げ、同席者と視線を合わせるのが正しい乾杯のしかたです。

パンを美しく食べるには?
パンは小さくひと口大にちぎってから食べるのが美しい所作。かたまりを歯でちぎるのはNGです。
また、パン用の皿がないときはパンをテーブルクロスにじかに置いてもOKです。
パーティーが盛り上がってきたら 〜会話を楽しみましょう〜
ホストも会話に参加
ホストがいつまでも立ち働いていると、ゲストもくつろげません。ホストも会話に参加して、追加の料理やデザートは、取ってくるだけでよいようにしておきましょう。

話が弾む話題とは?
平凡でも誰もが参加できる話題を。気候、趣味、スポーツ、旅行の話題、目の前の料理やワインがテーマでもよいでしょう。
また、この日のために準備をしてくれたホストをほめるのも、会話の糸口になります。
フランスの食育・日本の食育 vol.3 食育研究家 松成 容子
フランスの食育で有名な人物に、ワイン醸造学者で味覚研究所所長のジャック・ピュイゼ氏がいます。氏は子ども達の感覚を目覚めさせ、食べることの喜びを知らせようという授業を考案。初めはパリから、今では全仏の小学校にこの授業は広まっています。
心のこもった食べ物を食べて、五感全部で豊かに感じて、それを言葉に変えて覚え、ほかの人と交流することが大切と指導する氏の主張は、「だから、食卓を囲むときは機嫌よく、集中して」「今食べているものの話をしよう」とわかりやすい。
そういえば、ワインの栓を抜くときにはたくさんの表現がつきものですし、飲めば機嫌もよくなっていく・・・。「今、食べているものの作り手や背景を話題にする」。パーティー成否の鍵は、心のこもった食べ物の準備にあるといえるかもしれません。