DONQ

  1. トップページ
  2. パンに恋して
  3. ブルターニュのバター菓子

パンに恋して

2007年秋号

ブルターニュのバター菓子
ブルターニュのバター菓子
フランス北西部、大西洋に面するブルターニュ地方は、良質な乳製品と海塩の産地として知られる土地だ。そのため、バターといえば有塩バター(フランスの主流は無塩バター)。有塩バターの風味を存分に生かしたお菓子が多い。
まずは、クレープ。生地がそば粉ベースの塩味クレープは野菜やハムを包んだ食事向き。正式にはガレットという。一方、小麦粉100%の生地はデザート用。バター&砂糖でシンプルにいただくのがおいしい。
他にも、ブルターニュ語で「バターのお菓子」という意味を持つクイニアマンや干しすもも入りのファー・ブルトン、塩キャラメルなども名物菓子。特にクイニアマンは日本ではお目にかかれないような、4〜6人分のホールサイズもよく売られている。
ちなみにこの地方のパンは、ライ麦パンが主流。有塩バターを塗り、大西洋で獲れたムール貝や牡蠣と組み合わせると最高だ。

パリ在住フードジャーナリスト
加納 雪乃