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パンに恋して

2007年夏号

バタールを味わいつくそう!

バタールは、バゲットよりも太くて短く、やわらかい部分が多いのが特徴です。クラスト(皮)はパリパリ、クラム(中身)はふんわりとコクのある風味。そんなドンク自慢のバタールをこの夏はぜひ、五感で楽しみながら1本丸ごと味わいつくしてみませんか?

※レシピは作りやすい分量で表示しています。
1.買いたてはそのままで
買ってきたばかりのバタールは、そのままで充分ごちそう。食べる前にはぜひ、皮のこうばしさを楽しんで。でも、キッチンでつまみ食いを始めたら、テーブルに出す前になくなってしまうかもしれません!?
2.ひと手間かけてテーブルへ
中身の多いバタールは、具材をのせやすく、”食べられるお皿”にもなります。シンプルでやさしい味のパンなのでペーストやチーズをのせて夏バテ予防に。ピザのように焼いてもよいでしょう。
3.時間がたってしまったら・・・
硬くなったパンをいかにおいしく食べるかが、フランスの主婦にとっては腕のみせどころ。カリッとこうばしいクルトンにしたり、ふんわり甘いパン・プディングにしたり。最後まで楽しむコツを知っているあなたは、もう、パン好き上級者です。
カナッペ2種(ブルーチーズと枝豆)
●ブルーチーズ30g、刻んだ乾燥クランベリー、プルーン、くるみ各大さじ1、ハチミツ大さじ2をよく混ぜ合せる。塩気やにおいが気になれば、クリームチーズか生クリームを加える
●やわらかく茹でてさやと薄皮を除いた枝豆70g、バター大さじ1、生クリーム大さじ2、レモン汁小さじ1〜2をフードプロセッサー(またはすり鉢)で混ぜ、塩で味を調える。固ければ茹で汁を少々加えて。
夏野菜のピザ風
長めにカットしたバタールを上下1/2に切り、断面ににんにくをこすりつけ、オリーブオイルを塗っておく。
●ハム、薄切りのズッキーニ、コンテチーズを前処理したバタールにのせてオーブントースターで焼き、胡椒をふる。
●プチトマト4個は半分に切り、軽く塩をする。これと薄切りのモッツァレラチーズを前処理したバタールにのせてオーブントースターで焼き、バジルを飾る。塩分としてバジルペーストを使うのもおすすめ。
ひんやりパン・プディング
●ボウルにアパレイユ(卵2個、牛乳180cc、グラニュー糖30g弱、バニラエッセンス2〜3滴)を入れてよく混ぜる。ココットにひと口サイズにカットしたバタールを3、4個入れ、アパレイユを半分ぐらいの高さまで流し入れる。5〜10分ほどおいてパンにアパレイユを吸わせてから、オーブントースターで10〜15分焼く(火が近い場合はアルミホイルで覆いながら)。粗熱をとり、冷蔵庫で冷やし、お好みでミントやフルーツをのせる。
アイスクリームをのせても美味。ただしそのときは砂糖を加減して。
※クルトンもおすすめ!
さいの目に切り、油で揚げるかオーブンで焼く。スープに浮かべて。
※ほかにも、ラスク、パン粉などいろいろなパンの味を楽しんで!
感覚の5分トレーニング 食育研究家 松成 容子
視覚、触覚、聴覚、嗅覚、味覚。
私たちの身体にある五感は、何歳であろうと、使うほどに磨かれていきます。
そして、磨かれるほどに感動は増え、幸せが増えるのです。
忙しい毎日。だからこそ、心に決める。
「美味しいもの」を買った日は、5分間だけ立ち止まる、と。