DONQ

  1. トップページ
  2. パンに恋して
  3. リュスティック

パンに恋して

2007年夏号

リュスティック
リュスティックは、「野趣的な」という意味を持っています。発酵させた生地を丸めたり成形したりせずに切り分け、もう一度発酵させて焼きあげただけのシンプルなパンです。名前はそういう素朴なところからきているのでしょう。見た目とはうらはらにクラスト(皮)はとても香ばしく、よく伸びたクラム(中身)はしっとりとし、自然な甘みを感じさせます。
スライスしてバターやコンフィチュールなどでタルティーヌ(※)にすると美味しいのですが、その際、気泡が大きいために塗りにくい!と思われるかもしれません。でも、この気泡こそ美味しいパンの証なのです。パリのブーランジュリーではよく、リュスティックの横側から切れ目をいれ、野菜やハム、鶏肉を挟んだボリューム満点のサンドウィッチが売られています。 お好みの具材を使ってお試しになってはいかがでしょうか。
喜ばれる一品が出来上がることと思います。

ドンク技術指導部 佐藤 尚子

※タルティーヌはジャムやバター、パテなどを塗った薄切りパンのこと