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パンに恋して

2007年冬号

パンとスープのある食卓

寒空の下、冷たい風が吹く帰り道。今日のごはんは何かな?と心待ちに帰宅する家族のために、スープを作ってあげませんか?野菜や肉のうまみがぎゅっと詰まったスープには、シンプルな味わいのパンをほかほかに温めて。
今夜の食卓は、いつもの白いごはんをパンに替えて、スープとパンの組み合わせを楽しんではいかがでしょう。

※材料は作りやすい分量で表示しています。
パン・ド・ママンといろいろ野菜のクリームスープ
【材料】
<5人分>
(ベース)
人参 ・・・ 1本
玉ねぎ ・・・ 1個
かぼちゃ ・・・ 1/2個
牛乳 ・・・ 500cc
バター ・・・ 適量
ローリエ ・・・ 1枚

(仕上げ用)
牛乳 ・・・ 150cc
生クリーム ・・・ 75cc
塩 ・・・ 適量

【作り方】
(1)人参と玉ねぎは薄切りに、かぼちゃは種を取り、皮を削ぎ落として薄切りにする。
(2)鍋にバターを入れて、玉ねぎ、人参、かぼちゃの順に、弱火でじっくり炒める。
(3)しんなりしてきたら、牛乳とローリエを加える。野菜が煮崩れるくらいに柔らかくなったら、火から降ろし、粗熱を取る。
(4)ローリエを取り出し、ミキサーにかけてなめらかにし、目の細かいザルに通して漉す。ベースの完成。
(5)(4)を鍋に戻し、仕上げ用の牛乳と生クリーム、塩で味を調える。
●野菜が煮詰まった時は水を加えて調節してください。
●ミキサーにかける時、熱すぎるとガラスが割れることがあるのでご注意を。
●シナモンやナツメグなどを、風味付けに少量加えてもおいしいでしょう。


パン・ド・ママン
バゲットたっぷりのオニオングラタンスープ
【材料】
<4人分>
玉ねぎ ・・・ 3〜4個
バター ・・・ 適量
コンソメスープ ・・・ 1000cc
塩 ・・・ 適量
ミックスチーズ ・・・ 適量
バゲット ・・・ 1/2本

【作り方】
(1)玉ねぎは厚みをそろえて薄切りにし、バターであめ色になるまで炒める。
(2)コンソメスープを注ぎ、ふつふつと軽い沸騰状態で10分ほど煮込み、塩で味を調える。
(3)バゲットは、1cm幅スライスを一人当たり3枚分用意。
(4)(2)を耐熱性の器に注ぎ、バゲットを浮かべ、チーズをのせる。
(5)200℃のオーブンで約8分間焼く。
●オーブンがない場合は、トースターでもOK。ただし、焼き加減に注意してください。
●チーズはグリュイエールや、ブルーチーズ等でもおいしいでしょう。


バゲット
パン・ド・メティユと白いんげん豆とポークのトマトスープ
【材料】
<4人分>
白いんげん豆(乾燥) ・・・ 50g
豚肩ロース肉 ・・・ 150g
ベーコン ・・・ 2枚
キャベツ ・・・ 1/6個
玉ねぎ ・・・ 1個
人参 ・・・ 1/2本
セロリ ・・・ 1/3本
にんにく ・・・ 少々
トマト水煮缶 ・・・ 1/3缶分
水 ・・・ 1000cc
固形ブイヨン ・・・ 1個(4g)
ローリエ ・・・ 1枚
オリーブ油 ・・・ 適量
塩 ・・・ 適量

【作り方】
(1)いんげん豆は、前日から水に浸しておく。
(2)玉ねぎ、人参、セロリは1cm角に切る。豚肉、ベーコン、キャベツは2cm角に切る。トマトは粗く刻む。にんにくはみじん切りにする。(香りを控えめにしたい場合は、刻まなくてよい)
(3)オリーブ油をしいた鍋に、にんにく、ベーコン、玉ねぎ、人参、セロリ、キャベツの順に入れながら炒める。
(4)水、ブイヨン、トマト、ローリエを加え、沸騰する寸前まで中火で煮る。いんげん豆を加えて、弱火で20〜30分煮込む。
(5)(4)を煮込んでいる間に、フライパンにオリーブ油をしき、豚肉を軽く焼く。
(6)(5)を(4)の鍋に加え、中火で再沸騰したら、弱火に戻して30分ほど煮込み、塩で味を調える。


パン・ド・メティユ
フランスの食育・日本の食育 vol.3 食育研究家 松成 容子
健康のモトは食べものです。冬はまさしく風邪の季節。食の場面ではどんな対策がとれるでしょう。
日本には東洋らしい言い伝えが多く、ねぎ、しょうが、にんにく、だいこん、れんこんといった冬野菜や根菜類を食べれば体が温まると言われます。
西洋の栄養学だとみかんやいちご、ほうれん草などでビタミンAやCを摂って免疫力アップ。風邪かなと思ったら、おかゆだけでなく、消化がよく栄養バランスの取れたあったか具だくさん汁物がおすすめです。
一方、西洋科学の本場フランスでも、風邪には果物(かんきつ類)と野菜のスープは欠かせません。こどもなら牛乳とハチミツ。消化のよいもので、体力は落とさない。こんな知識も健康の支えに大切です。